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2023.07.27
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退職時に残った有給はどうなるの?有給消化をした円満退職の方法とは?

転職活動をしているけれど、忙しくてなかなか取得できなかった有給休暇は退職したらどうなってしまうのか気になる方もいらっしゃるでしょう。できれば、退職前には残っている有給を消化して新しい会社に転職したいものです。しかし、なかなか退職時に有給消化をさせてくださいとは言い難いこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、有給消化をしつつ、円満に退職する方法についてご説明します。

退職までに使いきれなかった有給は消滅する

有給休暇の有効期間は、付与された日から2年間です。そのため、退職する、しないに関わらず、付与日から2年が経過した有給休暇は、消滅することになります。また、有給は、労働者に与えられるものであるため、労働者ではなくなる退職後は有給もそのまま消滅します。

退職時に有給消化をまとめて消化できる?

在職中に休みを取らずに真面目に働いていたからこそ、退職時までに消化できない有給が残ってしまうわけです。有給を使わずに退職してしまうのはもったいないと感じる方も多いでしょう。では、退職日が決まったら、退職前に有給をまとめて消化することはできるのでしょうか。

有給取得は労働者の権利

有給をまとめて消化することは可能です。
有給休暇の取得は、労働基準法で定められている労働者の権利であるため、会社は労働者から有給休暇の取得申請がされた場合、それを拒否することはできません。したがって、社員から退職前にまとめて有給を消化したいと言われれば、会社は有給消化を承認せざるを得ないのです。しかしながら、退職までに時間のない状態で有給消化の申し出をした場合や、引継ぎの状況などを考慮せずに有給を消化したいと訴えた場合などは、業務を円滑に進められなくなってしまいます。有給を消化しながら、円満に退職するためには、転職活動を始めるときから有給消化を含めた転職スケジュールを立て、会社に迷惑をかけないようにしましょう。

有給消化ができないなら、有給は買い取ってもらえる?

次の転職先からは早く入社をするように迫られており、有給消化をすると指定の日までに転職先に入社できないケースもあるでしょう。そのような場合、引継ぎをするために有給を消化できなければ、有給分を会社に買い取ってもらえないだろうかと考える方もいらっしゃいます。
しかし、有給の買い取りは原則として禁止されています。例外として有給の買い取りが認められるケースは次のような場合です。
・労働基準法で規定された日数を超えて付与した分の有給休暇の買い取り
・退職時に残った有給休暇の買い取り
つまり、退職時に引継ぎなどができず、有給を消化しきれなかった場合は、会社側が同意すれば買い取ってもらえる可能性がありますが、会社には有給を買い取る法的な義務はありませんので、注意が必要です。
また、有給休暇の買い取り時の額については、法律では定められていません。就業規則に買い取り金額が規定されている場合は、その額が適用されることになります。

有給消化をして、円満退職をする際のポイントとは

有給を消化できずに退職する場合、有給を買い取ってもらうことができるケースもありますが、なかなか有給の買い取りを申し出るのが難しい場合もあるでしょう。現在の勤務先に禍根を残さずに有給を消化して円満退職するためには、次のような点に注意をして転職活動を進めることが大切です。

残っている有給の日数を確認する

有給の残日数については給与明細に記載されているケースが一般的です。しかし、有給の残日数を社員に個別に明示する義務はないため、給与明細には残日数を記載していないケースもあります。その場合は人事担当者に自分の残日数について問い合わせてみるとよいでしょう。

有給の残日数を考えて転職活動を進める

転職活動をする際には、転職先に入社可能な時期について伝えることになります。この際、有給の残日数を考慮せずに、引継ぎ日数だけを考えた入社可能時期を伝えると、有給の消化が難しくなってしまいます。転職活動を行う際には、有給の残日数も含めたうえで入社可能な時期を計算しておくようにしましょう。

有給の消化について早めに上司に相談をする

会社によっては退職の意思を伝えると、残っている有給日数についても配慮してくれるところもあります。しかし、上司から有給について言及されない場合は、自ら有給の取得について相談しなければなりません。退職日間近になって有給を申し出るのではなく、退職の希望を伝えてから数日後には、有給を消化したい旨を伝え、最終出社日について相談するようにしましょう。

最終出社日を考えて引継ぎのスケジュールを立てる

引継ぎのスケジュールを立てる際も、有給消化をする日数は出社できないため、最終出社日から逆算したうえでスケジュールを立てる必要があります。有給消化を優先したいがために、大切な取引先への挨拶を怠ったり、必要な業務の引継ぎを完了しないまま最終出社日を迎えるようなことがないように、計画的に引継ぎを行いましょう。

退職の少し前から計画的に有給を使用する

有給休暇の取得は労働者の権利ですが、退職時にまとめて何日も有給を消化することに後ろめたさを感じてしまう方もいるでしょう。会社としては社員からの有給の申請を拒否することはできないため、有給消化に応じざるを得ないですが、引継ぎがしっかり終わらないような状況で有給を一気に消化すると業務に支障をきたす可能性もあります。このような事態を避け、さらに有給も余らせることなく使いたいのであれば、退職を考え始めた時期から少しずつ有給を使用するようにしましょう。退職までに残っている有給の日数が減っていれば、有給消化で休む日も少なくなるため、上司や同僚に迷惑をかけてしまう可能性も抑えられます。

まとめ

退職時に有給が余ってしまったら、その有給は消滅してしまいます。そのため、退職するまでには何とか有給を消化したいと考える方も多いはずです。円満に退職するためには転職を考え始めたときから計画的に有給を使用し、転職先にも有給消化を踏まえたうえで入社可能時期を伝えることが大切です。また、上司に退職を伝えたら最終出社日についても相談し、有給消化も考えた引継ぎスケジュールを立てるようにしましょう。

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